伝統工芸士の作品づくり

下絵作業
作品にとって最も重要な下絵作業
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繊細で写実的な彫刻が特徴
宮島彫りは、江戸末期に宮島彫り彫刻の技術が宮島に伝えられて以来のもので、その特徴は木材の素地を生かした、繊細で写実的な装飾彫刻であろうと思います。
多種多様な絵柄
絵柄 は多種多様ですが、宮島彫りの場合は「厳島」とあって風物や景観を描くことが多く、強いていえばその辺が宮島彫りの伝統、宮島彫りらしさと言えるかも知れません。

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宮島彫りの伝統工芸士
現在、宮島彫りの伝統工芸士としては私一人です。 30 歳の頃から宮島彫りの知識、経験が無いところから取り組んだ私ですが、宮島彫りには奥深いものがあり、今だにゴールが見えない、そんな思いで毎日彫っています。
使い込むほど、味がでる宮島彫り
宮島彫りには比較的、塗りや色が少ないといえます。それはつまり「使い込むことによって良いものになる、味がでる」という昔ながらの自然の持ち味を生かすという手法を宮島彫りは受け継いできているように思えます。

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使い込むほど、味がでる宮島彫り
例えば、お盆の上に飲み物をこぼしたとします。そのままにして置けばそこだけがシミとなって目立ちます。しかしこぼしたものをすぐ手でのばしてやるとこぼしたものは均一になってシミにはなりません。昔の使い方はそうしていたのです。
使い込むほど、味がでる宮島彫り
とくに煎茶には油があり、こぼすと煎茶でのばし、それが何年も立つと色艶が出て水もはじくようになる。こうして使えば使うほど、使い勝手の良さと物の味・品格といったものが滲み出てくるというわけです。

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使い込むほど、味がでる宮島彫り
一方、丸盆、菓子器、茶櫃、茶托、茶筒などみな実用品ですから、彫りがあまり深いと安定が悪くなるため、彫りは浅くかつ立体感をもたせなくてはなりません。そこでこの彫りに、様々な彫刻刀を駆使し、「浮き彫り」「しずめ彫り」「すじ彫り」という 3 つの技法を使い分け、ときにはこの 3 つの技法を兼ね合わせて、仕上げていくわけです
いい木ほど、木目が硬い
宮島彫りは装飾彫刻ですから、まず大事なのはその装飾である絵のデザインです。
そして材料の吟味や木目の生かし方も重要な要素となります。ところがいい木ほど木目がいい木ほど硬く、決まって削るのにひと苦労します。

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いい木ほど、木目が硬い
木目がいい木というのはとんでもない位置、場所にはえていることが多いからです。
つまり素直でないから、とんでもない硬さや逆目があったりして、彫る側の気迫と技術での格闘になるといっても過言ではありません。
いい木ほど、木目が硬い
木目がいい木というのはとんでもない位置、場所にはえていることが多いからです。
つまり素直でないから、とんでもない硬さや逆目があったりして、彫る側の気迫と技術での格闘になるといっても過言ではありません。
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